小柄、笄、目貫の三点のことを、同じ作者が同じ意匠で制作した揃い金具のことを三所物というそうです。または、それに類する同図からなるものだそうです。二所物というのは、同じ作者の同じ図柄になる小柄と笄の揃い金具のことだそうです。または、それに類する揃い金具のことだそうです。小柄と目貫といったように、二種類の同作金具を二所というふうに呼んだりするそうです。

地板というのは、小柄・笄の製作手法のひとつだそうです。額縁状に一段鋤下げた部分に、図柄を彫り表した別の板金を嵌め込んだものだそうです。文・紋というのは、小柄、笄の地板の上に施された高彫による文様のことをいうそうです。紋が金製の場合には、金据文と表現するそうです。

棒小柄というのは、地板はめ込み式ではないそうです。下地に直接彫刻を施した小柄のことだそうです。共小柄というのは、穂先と柄が一体に造り込まれているそうです。戸口というのは小柄の穂先を差し込む口側の部分だそうです。戸尻というのは、戸口とは逆側の部分になるそうです。ここに銘が切られることがあるそうです。フクミ金というのは、小柄、笄などの下地を薄い金板で包む装飾のことだそうです。端の部分をロウ付けして額縁状の構造としたものが多いそうです。

耳掻というのは、笄に設けられた耳掻部分のことだそうです。一般的なものとは逆側に耳掻が設けられている例が鎌倉時代や南北朝時代の笄のごく一部にあるそうです。こういったものを逆耳というそうです。肩というのは、笄の耳掻部分を頭に見立てたのではないかといわれているそうです。その肩の部分を肩と呼んでいるそうです。棹といのは、笄の細くなっている部分をいうのだそうです。

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